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代表取締役 田中 慎也

2021.01.01

注文住宅をご検討されている方へ!収納を重視した間取りのポイントをご紹介します!

明けましておめでとうございます。
おかげさまで創業71年 自然素材の木の家専門店
田中建築株式会社 三代目 代表の田中慎也です。

 

本年もこのブログを通して皆様のお家に対する疑問やお悩みを解消できるように努めいきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

皆様、お正月はどのように過ごされましたか。

私はなんと、20年ぶりにスキーに姪っ子と行ってきました。
姪っ子がどうしてもスキーを教えてくれとのことで、自宅近くの斑尾高原スキー場に行ってきました。

20年以上前はアルペンスキーで大会にも出ていましたが仕事をするようになってからは、なかなか行く機会もなくスキーも古くなり、それっきりでした。

今回はスキーをレンタルし滑ってみましたが、体力は落ちているもののすべりは忘れていませんでした。自分でもびっくりしました。普段、なかなか休みが取れない私ですが、お正月は仕事を忘れ4日間はリフレッシュすることが出来ました。

 

さて、今回は注文住宅をお考えの方の収納についてのお話をしたいと思います。

収納量はもちろん、収納を置く位置についても考えなくてはなりません。
さらに、未来の家族の分も考える必要があるため、この点は非常に難しいポイントと言えます。
収納を重視した間取りについて、ここで確認しておきましょう。

 

□間取りのよくある失敗とは?

注文住宅の間取りを考える際に、非常に多くの方が失敗するポイントとして「収納のつくり」が挙げられます。
収納は、「部屋の広さ」や「音の伝わり方」といったポイントよりも多くの方が失敗しています。
では、具体的にどのような失敗があるのか説明します。

例えば、ウォークインクローゼットの奥に部屋を設置したために、収納内部が通り道になってしまい不便になったことや、玄関やリビングにコート用のクローゼットがないためにコートが床に置きっぱなしといったことがあるかもしれませんね。
前者では通り道にしたために、荷物を置きづらく、後者では取りやすく収納しやすい位置にクローゼットがありません。

このように収納には、配置による失敗が考えられます。

また、この他にもパントリーの棚の奥行きを広く取りすぎてしまったり、クローゼットのハンガーをかけるバーの部分が短いことがあるかもしれませんね。
前者では小さい食材が奥に隠れてしまい、後者では洋服が入りきらない可能性があります。

このように収納には、内部のつくりによる失敗が考えられます。

ここでの注意点として、押し入れやクローゼットのような奥行きのある収納は、小さなこまごましたものの収納には適していないということ覚えておきましょう。
また、ロフトや屋根裏などは収容力はありますが、取り出しにくいです。
大きなものは特に、あらかじめサイズを測っておかないと、収納場所がないといった事態に陥ることもあるかもしれません。

 

□収納を意識した間取り計画のポイントとは?

多くの方が収納の位置やつくりに失敗します。
では、間取りを計画する際に、どのような収納のポイントについて意識すれば良いのでしょうか。
収納で失敗しないためにも、ここで詳しく確認しておきましょう。

まず、収納スペースを計画する際に重要なこととして「収納量」と「収納に適した位置」について把握しておくことをおすすめします。
収納量に関しては、住戸面積に対する目安的なものはありますが、各家庭の人数や所得、様々な条件によって変化するポイントであるため、一概には言えません。
そのため、各家庭によって間取りをカスタマイズするのがおすすめです。

一応、収納量の目安をここで示しておくと、10~12パーセントの収納率(住宅の床面積に対する収納の面積)を確保すれば、7割以上の方が満足するといったデータがあります。
しかし、収納率が14パーセントを超えると、その他の部屋の面積が減少するため、満足度は上がらなくなります。
収納率はあくまでも目安としてとらえておくということには注意しておきましょう。

スペースよりも重要なポイントは収納の位置です。
具体的には、「出し入れのしやすさ」「収納場所と使う場所の距離」「収納方法が収納するものに合っているか」といった点を考えて設置する必要があります。
動線を考えた収納こそが満足度を高める秘訣と言えるかもしれません。

 

□おすすめの収納の事例とは?

収納計画のポイントを押さえたら、早速事例について見ていきましょう。
注文住宅の間取りを考える上での参考にしてください。

まず、はじめにパントリーをご紹介します。
キッチンにはぜひパントリー(食材保管庫)を設けましょう。
調味料やお米、野菜などまとめて収納しておくことで、すぐに取り出せる上、キッチンをスッキリさせられます。
ここでのポイントは長方形に長くとって、浅く設置することです。

次に、玄関収納をご紹介します。
動線の入り口である玄関の収納ですが、ここでは住む家族の日常ををイメージして決めていきましょう。

従来、玄関収納は靴箱がメインでしたが、最近ではコートやかばんも収納できる土間収納が人気です。
これは毎朝着用するコートやかばんをまとめて収納できるため、毎朝の支度がスムーズになるといったポイントの他に、趣味などで使うアウトドア用品を収納する際に、室内を汚さずに収納できるといったポイントがあります。

そして最後に洗面・脱衣所の収納をご紹介します。
よりスムーズな動線を考えるのであれば、家族が衣類を各部屋まで取りに行くことのないような収納を確保するようにしましょう。
家族の人数分のタオルやリネン類や、部屋着を収納できるスペースを設けられると理想的です。

無駄のない省スペース設計に加え、大型のタオルがかけられるようなハンガーラックなどを設けるといいかもしれませんね。

 

□まとめ

収納は多くの方が失敗するポイントです。
失敗しないためにも、収納量と収納の位置について意識しましょう。
動線を考えた間取りを考えることが1つのポイントです。
事例としては、パントリーや玄関の土間収納、洗面のハンガーラックなどが考えられます。

 

 

私たち田中建築株式会社は、

「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。
それを実現するための方法は、ファイナンシャル・プランの見直しと、
自然素材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。

同じ志を持った協力業者と共にお客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。

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