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家づくりのこと
2021.01.15
注文住宅をお考えの方へ!優先順位の決め方についてご紹介します!
注文住宅を建てる際に、多くの方が間取り・レイアウトについて悩みます。
「広いお風呂にしたい」「階段付きリビングが欲しい」など様々な希望があるかもしれません。
そのような間取りを考える際に、重要なポイントは優先順位を決めておくことです。
今回は間取りを考える際の優先順位の決め方についてご紹介します。
□間取りを考えるポイントとは?
間取りを考える際は多くの考えるべきポイントがあります。
そのポイントについてここで押さえておきましょう。
まず、一つ目に土地の形や方角、周りの環境について考えておく必要があります。
土地が面している道路の方角、周りの環境は日当たりや生活スタイルに影響します。
例えば、人通りの多い道路に面している場合は外からの視線を考えて間取りを考える必要がありますし、マンションが隣接している場合は日当たりを考えて間取りを考える必要があります。
次に、ゾーニングについて考えましょう。
ゾーニングとは用途や機能ごとに間取りを決めることを指します。
また、そのゾーニングには外部のものと内部のものがあります。
前者はどの部分に庭や倉庫など、土地のどの場所に構造物を置くのかといったもので、後者は建物内の人の動きなどを考えて各部屋の配置を決めていくといったものです。
そして最後に、家族の希望や優先順位を決めておきましょう。
具体的にシミュレーションを行ったり、家族間でよく相談したりすることで優先順位をあらかじめ決めておくといいかもしれません。
その際に、玄関からキッチンまでスムーズに行けたり、洗濯を回して干して収納するまでをスムーズに行えたりする家事動線を考えましょう。
また、この他にも通勤動線や衛生動線、来客動線など様々な動線を踏まえ、便利で快適に暮らすための優先順位を考えます。
□間取りの優先順位の決め方とは?
では、間取りを考える上で重要なポイントの1つである優先順位について見てみましょう。
その決め方については人それぞれ異なるものがあるかと思いますが、ここではおすすめの方法を1つご紹介します。
まず、間取りの優先順位を決める際に重要なポイントは要望を整理することから始めることです。
「キッチン」「リビング」や「お父さんの要望」「お母さんの要望」といったように最初に分類するのではなく、要望を出していき、その要望がなぜ出たのかを考えていきます。
そしてその理由が出揃ったら、それを踏まえて要望を整理していきましょう。
このようにするのは、最初に分類して要望を出すと、強い要望が見えにくくなるからです。
例えば、キッチンに対する要望は特にないのに、分類別に考えると無理に絞り出そうとすることがあるかもしれません。
またこの他にも、必要なものと理想のものが混合する恐れもあります。
そうならないためにも、要望を分類する際は「住まいの不満やいいところから出てきた要望」「家族の暮らし方から出てきた要望」「理想の暮らしから出てきた要望」「本やネットで学んだ要望」といったように整理しておくといいかもしれません。
そして、整理ができたら優先順位を決めていきます。
この時点で理由は明確になっているので、決めやすくなっています。
要望の理由を見比べて、住まいに必要なものを決めていきます。
理由を見比べる際は理想の暮らしから出てきたものには注意しましょう。
この時に重要なものは実際の暮らしをイメージしながら決めることです。
□優先順位を決める様々な観点とは?
間取りの優先順位を決める流れを大まかに把握したら、次に考えるべきポイントについてここで押さえておきましょう。
まず、1番に重要となるのはこだわり度です。
それが今の生活に不満があるから出てきたものなのか、理想や本など情報から出てきたものなのかといった点を踏まえて、こだわりの強さを押さえておきましょう。
次に頻度です。
これはつまり、優先したいものが毎日使うものなのか、たまにしか使わないものなのかといった点です。
家事で利用するキッチンや洗濯、出入り口である玄関など使う頻度が高いものは優先順位を高く設定しておいた方が良いかもしれません。
また、コストパフォーマンスも考えるべき大きなポイントと言えます。
コストがかる間取りは必然的に優先順位は下がります。
この点に関しては、こだわり度と照らし合わせて考えてみると良いかもしれません。
さらに、可変度といったポイントもあります。
後で変えられる場合は、優先順位を下げましょう。
この他にも、憧れ度や使用年数など、さまざまな観点があります。
多くの観点から間取りを考えることで、自分の家に必要なものが浮かび上がってきます。
それを踏まえた上で注文住宅を建てることをおすすめします。
□まとめ
間取りを考える際に、優先順位を決めるのは大きなポイントです。
住まいの要望を出してから分類するようにしましょう。
綺麗に整理したら順位を決めていきますが、その際に頻度やコストパフォーマンスなど多方向からの観点で考えることをおすすめします。
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