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家づくりのこと

2021.02.08

共働き家庭の間取りのポイントをご紹介します!

こんにちは。
おかげさまで創業72年。
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社
三代目 代表の田中慎也です。

 

共働き家庭や子育てをしている家庭では家事や片付けのしやすさは重要なポイントです。
そのため、家事動線の良い間取りを考える必要があります。
家事動線の動きやおすすめの間取りについてご紹介します。
このアイデアを参考にして、家事動線の良い間取りを設計しましょう。

□家事動線の動きとは?

家事動線の良い間取りを設計するには、住宅における人の動きを押さえておく必要があります。
ここでそれぞれの動きについて確認しておきましょう。

まずは帰宅してからの動きです。
多くの方は帰宅したら、手洗いをします。
この際に、玄関から洗面所への動きの途中、またはリビングに上着や帽子の置き場所があると便利かもしれません。

次に洗濯物の動きを確認しておきましょう。
洗濯物を干すと言っても、それぞれの家庭スタイルは様々です。
洗濯を楽にするには、洗濯機と干し場、クローゼットが一直線になっている動線が便利です。
共働き家庭については、屋根付きのバルコニーや室内干しスペース、洗濯と乾燥、収納が簡単にできる洗濯専用室を作るといった方法があります。

次にキッチンからの動きを確認しましょう。
効率良く家事を行うためには、料理や後片付けをしながら同時進行で他のことを進められることにあります。
例えば、買い物の頻度を減らすためにパントリーを設置したり、オープンキッチンによって片付けをしやすくするなどの効率化が図れます。

次に子供の目線の動きを確認しましょう。
片付けする際に、おもちゃを収納する場所を子供と相談しておく必要があります。
また、子供専用の身支度スペースやお着換えスペースを用意すると便利です。
ごちゃごちゃした空間にならないようにするためにも、子供がよく使う空間は上手く整理しておく必要があります。

□家事動線の人気アイデアとは?

それぞれの動線を確認したら、ここで詳しい間取りアイデアを見ておきましょう。

まず、前項でご紹介したオープンキッチンです。
対面式のオープンキッチンにすることで、視界が広がり、リビングやダイニングが見渡しやすくなるため子育てがしやすくなります。
また、回遊しやすいアイランド型キッチンに関しても、家族が手伝いやすくなるためおすすめです。

次にキッチンから洗面台・浴室につながる間取りを確認しておきましょう。
水回りがつながっていると、料理・洗濯・浴室掃除などの家事を同時進行しやすくなります。
さらにこの部分で、物干しや収納がまとまっていると洗濯動線が短くでき、便利です。

次にファミリークロークについて確認しておきましょう。
これを設置することで、家族の衣類を洗濯機や物干しの近くにまとめられるので衣類の仕分けもしやすくなります。
また、玄関の近くに設けると外出時や帰宅時の着替えもしやすくなるかもしれません。

そして、パントリーに続く駐車スペースです。
食料品をストックできるパントリーを設置することで買い物の頻度は減るかもしれません。
さらに、パントリーに勝手口に設けて、駐車スペースにつなげることで荷物を持ち運びしやすくなります。

この他にも、扉の開閉が不要なウォークインタイプの収納があります。
このタイプの収納は設置の向きを考えることで、使いやすい収納になります。

□共働き家庭が考慮すべき家事動線以外のポイントとは?

洗濯や料理といった家事動線以外にも、共働き家庭や子育て家庭が考慮すべきポイントはあります。
快適に暮らすためにもこれらのポイントを押さえておきましょう。

まず、子供がいない場合、将来作る予定があるかといった点です。
この予定の有無によって、今後必要となる部屋の広さが変わってきます。
現在は共働きで、二人で暮らす分には十分な広さや間取りであっても、子供が生まれると様々な変化に対応しなければなりません。
キッチンを子供に目が届くオープンタイプにリフォームするなど、その時に必要な工夫を施すことをおすすめします。

次にお互いの生活リズムは一緒かといった点です。
共働きの場合は、夜間シフトや休日など二人の生活リズムは重要なポイントです。
このような場合、寝室を一緒にしたり、寝室がリビングから近い位置にあったりするとストレスになってしまう場合があるので注意しましょう。

そして最後に、自分一人の時間がどのくらい必要かといった点です。
プライベートな時間が必要な人にとっては、個室を多く設けたり、リビングを広くとったりと間取り選びを考える必要があります。
間取り選びの際は、一人の時間がどのくらい必要かあらかじめ相談しておく必要があるかもしれません。
間取りを工夫して決めることで、快適な生活を実現できるでしょう。
お困りの方は、ぜひ参考にしてください。
共働き家庭や子育て家庭では、毎日が慌ただしくなることが多いです。
家族と相談して決めることもおすすめかもしれません。

□まとめ

貴重な時間を効率的に使うためにも、様々な動線の良い間取りにすることが求められます。
そのための間取りとして、オープンキッチンにしたり、ファミリークロークを設置したり、パントリーと駐車スペースをつなげるといったアイデアがあります。

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