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2021.05.10
これで安心 お家づくりの式典
皆さんこんにちは!
おかげさまで創業72年。
自然素材・木の家専門店 田中建築株式会社
アドバイザーの柿澤幸江です。
最近は心地よい日が続きますね。
みなさんいかがお過ごしですか。
今回は、 お家づくりで行われる式典について です。
式典の多くは、昔からの仕来りに由来します。
古くはお家づくりがほぼ人力で、大工は命がけの仕事でした。
神頼みの部分も多かったことでしょう。
しかし最近は、高い施工技術で安心安全なお家づくりが可能です。
ただ気持ちよく工事を進めて、理想のお家を無事完成させるため、
式典を行うのが一般的です。
田中建築がお施主様にご参加いただく式典は、下記4つです。
地鎮祭 着工式 上棟式 お引渡し
まず、地鎮祭です。暦で日取りの良い日に、現地で行います。
目的は建築予定の土地をお清めし、工事が無事に終わることの祈願です。
お施主様には、初穂料をご準備いただいております。
これは神職への謝礼(神社へのお礼)です。
1~2万円が一般的で、祝儀用ののし袋を使用します。
蝶結びの赤白のお祝い熨斗袋に入れて、
表書きの上段は、「御初穂料」 下段はお施主様の姓を書きます。
多くの場合、地域の神職を弊社がお呼びして執り行います。
祭壇なども弊社で用意するので、
お施主様は開催の時間に、現地へ来て頂ければ問題ありません。
神職は、お施主様がお世話になっている方をお呼びすることも可能です。
この場合は準備するものなどが異なるので、事前にご相談ください。
当日の現地では、神職が説明してくださるので、ご安心ください。
また参加者皆様に、玉串奉奠(たまぐしほうてん)を行っていただいております。
神前に玉串を捧げることです。
地鎮祭は正装で出席する場合が多いようですが、
基本的にはお施主様が自由に決めることになります。
ただ神様にお祈りする神聖な儀式という前提で、節度ある服装を選ぶ方が無難です。
次に着工式です。
工事が始まる前に1時間ほど、飯綱オフィスのある学校の教室で行います。
職人さんとお施主様の顔合わせが目的です。
お施主様と工事関係者(職人さん)を集め、
引き渡しまでの予定をお伝えし、お施主様から一言ご挨拶をしていただいております。
顔見知りになってから工事を始めることで、お互い安心して工事を進めることができます。
田中建築ではお施主様に、工事中も自由に現地見学をしていただいております。
また工事が終わってからも、メンテナンス工事などで職人さんとのつながりは続きます。
そして上棟式です。
工事の進捗と日取りの良い日に17時頃、現地で行います。
上棟とは、柱や梁など建物の基本構造が完成して棟木を上げることを言います。
田中建築では大工さんが一日で行うので、突如建物の骨組みが現れます。
危険を伴う大仕事ですので、無事に終わったことを上棟式でお祝いします。
また、完工までの無事を祈ります。
上棟は天気によって日にちが前後しますので、予めご了承ください。
お施主様には、当日働いた大工さん方への労い品をご用意いただいております。
ただもちろん強制ではなく、決まった品を定めておりません。
オススメとしてお伝えしているのは、
お気持ちとしてビールやおつまみを一人一人に渡していただく というものです。
さらに田中建築では、上棟式の直前に手形式も行ってます。
これは上棟の記念として、お施主様ご家族の手形を板におしてもらうものです。
その板は屋根裏に取り付けられ、ご家族の暮らしを見守ります。
最後にお引渡しです。
工事の進捗とお施主様のご都合で日時は決めます。
玄関ドアのカギをお施主様にお渡しし、それ以降の建物の管理をお願いします。
さらに、快適に暮らしていただくため、
エアコンやキッチンなどに設置した設備の使い方の説明も行います。
以上が田中建築の式典でした。
楽しくお家づくりを進めるため、これらの情報がお役に立てたら幸いです。
また何かご不明な点などございましたら、お気軽にご相談ください。
私たち田中建築株式会社は、「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。それを実現するための方法は、ファイナンシャル・プランの見直しと、自然素材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。
同じ志を持った協力業者と共にお客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。