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2021.05.15
ひとつ上の住宅 長期優良住宅について
皆さんこんにちは!
おかげさまで創業72年。
自然素材・木の家専門店 田中建築株式会社
アドバイザーの柿澤幸江です。
本日は飯綱もポカポカあたたかいです。
ただ長野は朝晩が冷え込むので気は抜けませんね。
今回は 長期優良住宅の基本 です。
お家の性能を重視している方必見です!
いつまでも安心・快適なお家で暮らすため、
一定の基準を満たした住宅で、公的機関から認定をうけた長期優良住宅をお勧めします。
長期優良住宅とは、
長い間住み続けられる工夫がその構造(家の骨組み)及び設備(給排水用の配管など)に施されている住宅のことです。
長期優良住宅制度によって、
平成21年6月から新築を対象とした長期優良住宅の認定が開始しました。
それから10年以上経ち、累計100万戸以上となりました。
現在は約4戸に1戸、年間10万戸程度に新築住宅の認定が行われています。
この制度はこれまでの大量生産・大量消費型社会の転換が目的です。
ヒトにも地球にもよいものを作り、しっかりメンテナンスをして、長く大切に使う
そんな想いがこめられています。
自然素材にこだわった田中建築は、まさに長期優良住宅をつくる工務店にピッタリです。
それでは長期優良住宅として認められる認定基準は、どのようなものでしょうか。
そもそも長くお家で暮らしていくには何が必要か。
それを考えると分かりやすいです。
一戸建ての住宅に対する長期優良住宅の認定基準は7つあります。
1. 劣化対策
まず住宅の骨組みが立派でなければいけません。
長期優良住宅の構造躯体は、数世代経っても使用できると想定された材料やつくりでできてます。
2. 維持管理・更新の容易性
長く使用するためには脆い部分の維持管理が重要です。
お家の弱点は設備配管です。構造躯体と比べて耐用年数が短いためです。
長期優良住宅は、配管が設置される床下空間を大きくし点検口を設けるなど、維持管理を容易にする設計がなされます。
3. 耐震性
長く住むには、災害に強くなければいけません。
長期優良住宅は、地震に見舞われても壊れにくい構造が求められます。
4. 省エネルギー性
これからは環境にやさしい家である必要もあります。
長期優良住宅は、高い断熱や気密性能が確保されています。
5. 居住環境
長くその土地で暮らしていくため、周囲との調和も大切です。
長期優良住宅は、公的機関の定める町並みづくりなどへの配慮がされています。
6. 住戸面積
長く暮らすと生活形態や家族構成も変化し、住居に必要な大きさも変わります。
長期優良住宅は、良好な居住水準確保のため大きさに一定の限度があります。
7. 維持保全計画
最後にお手入れの計画です。
長期優良住宅は、建築時から今後の定期的な維持管理に関する計画が策定されており安心です。
以上が長期優良住宅の認定基準でした。
建てる時から長く住むための工夫が保証されたお家、素敵ですね。
さらに嬉しいお知らせとして、
長期優良住宅の認定を受けた住宅に、さまざまな特典があります。
ご紹介はまたの機会とさせていただきます!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに。
私たち田中建築株式会社は、「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。それを実現するための方法は、ファイナンシャル・プランの見直しと、自然素材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。
同じ志を持った協力業者と共にお客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。