ブログBLOG

不動産部 柳澤博志

2022.05.26

どのように決まる?土地の価格

こんにちは。
おかげさまで創業73年。
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社
不動産事業部の栁澤博志です。


今回は、土地の価格についてのお話をしたいと思います。

土地の価格はどのようにして決まるのでしょうか?

いつもそう疑問に思っていました。通常スーパーで買い物をしますと、価格が表示されていますので、同じような商品ではほとんど販売価格が同じです。

一般的なものの売買では、商品の価格が決まっていますが、では土地の価格はどうでしょうか、どのように価格が決まっているのでしょうか、大きさとか、形状とか、どのような場所にあるのか。

しかし他の商品とは違って、同じ土地は一つとしてありません。そのような商品ですから一律に価格を決めることが難しいかもしれません。でもチラシに載っている土地には価格が書いてあります。どのように価格が決まるのか考えてみたいと思います。  

通常の売買契約では、売主の方と買主の方の意思が合致すると契約が成立しますので、不動産の契約も同じです。

土地は持ち主の方(所有者)が売りに出し、土地を必要としている方(買主)が買うパターンが基本です。ただ土地を売るには、どうやって買い手の方を見付けたらよいのか、この価格で果たして売れるのか等疑問に思ってしまうので、専門的な知識を持った、またその商売に徹している不動屋さんに依頼をして買主さんとの橋渡し(仲介)をしてもらっているのです。  

ですから売主さんがこの土地を00円で売りたいという売値を不動産屋さんにお話をするわけですが、不動屋さんがその価格で売れるのかどうか、またもう少し高く設定してのいいのでは等のアドバイスをしたりします。  

売主さんも不動屋さんも、ただ単に売り値をいうだけでなく、ある程度の根拠があってのことだと思います。ではその根拠は何でしょうか、一般的な根拠を考える前に、宅地分譲の土地はどのように決まるのか考えていきます。  

ある宅地分譲(宅地の分譲地とは、一般に大きな土地を不動産会社が購入して、住宅が建てられを状態にして販売する方法で、従来は田畑や山林だった土地を宅地に地目変更して宅地として売りに出すことです。)を行っている不動産屋さんにお聞きしましたら、まず宅地として需要(売れる)と思われる土地を探して、その土地を所有する地主さんに話しをするそうです。  

地主さんがすぐに売りますと言うことはほとんどないので、何回もお話をし、いろいろな利点をお話して話をまとめていきます。地主さんが売ってもいいですと了解を得てから、それからまた色々な手続きが必要になり、土地を区画し、上下水道、擁壁の設置等を行い、地主さんからの購入金額に、工事費等諸々の必要経費それに利益を載せて販売価格を決めるとのことです。  

宅地分譲の場合は以上のように価格が決まります。次回ではその根拠となるのは何かを考えてみたいと思います。      

私たち田中建築株式会社は、
「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。

それを実現するための方法は、ファイナンシャル・プランの見直しと自然素材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。

同じ志を持った協力業者と共にお客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。

一覧に戻る