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代表取締役 田中 慎也

2016.02.05

意外に申請されない住まい給付金

こんにちは!

おかげさまで創業66年。

子育て世代のための自然素材・木の家専門店

田中建築株式会社 三代目 代表の田中慎也です。

 

住まい給付金ってなに?

 

住まい給付金をご存知ですか?

 

住まい給付金とは、消費税が5%~8%に上がった際に、消費税の増税前の駆け込み需要を抑制するためと

消費税率引上げ後の住宅取得の負担を緩和するために設けられた制度です。

 

しかし、これがあまり消費者に知られていないのが現状です。

 

 

では、どんな制度なのでしょうか?

 

住宅を購入する際、住宅ローンを組む方がほとんどですが、住宅ローン減税については知っている方は多いと思います。

これは、支払っている所得税等から控除する仕組みですが、収入が低いほどその効果が小さくなります。

 

 

一方、すまい給付金制度の場合は、収入が低い方が多く給付される仕組みです。

 

具体的には、

年収 425万円以下の方には30万円

年収 425万円超475万円以下の方には 20万円

年収 475万円超510万円以下の方には 10万円給付されます。

 

これは消費税が8%の場合ですが、10%に引き上げられた場合は増額されます。

 

 

住宅ローン減税による負担軽減効果が十分に及ばない収入層に対して、

住宅ローン減税とあわせて消費税率引上げによる負担を減らすためにあるものなのです。

新築、中古住宅取得両方について適用されます。

 

次に給付の条件ですが、

新築・中古住宅とも面積が50㎡以上(16.5坪)ないといけません。

 

また、第三者による検査をうけ一定の品質が確認される住宅でないとなりません。

 

中古住宅の場合は、個人売買の場合は適用されませんので、

売主が宅地建物取引業者である中古住宅の必要があります。

 

 

第三者の検査ってなに?と思われた方、ご安心ください。

現在の新築住宅の場合は、必ず第三者が検査を行なっているので大丈夫です。

 

 

最後に、この住まい給付金制度は、条件が合えば必ずもらえる制度です。

申請が大変ということであれば、建築業者さんに代行してもらいましょう。

 

また、専用の相談ダイヤルもありますし、

住宅の引渡しから1年3ヶ月の間に

申請すればいいのでもう遅いかなと思った方ももう一度確認してください。

 

すまい給付金のホームページもご覧ください。

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