ブログBLOG

日々のこと

2017.03.08

家の性能をぐっと高める換気システム

こんにちは!
おかげさまで創業67年。
子育て世代のための自然素材・木の家専門店
田中建築株式会社 三代目 代表の田中慎也です。

 

気温も上がり、だいぶ春らしくなってきましたね。
私の娘も、1歳1か月になり歩けるようになりました。

5歩くらい歩けるようになってからは、早いですね。
アッと言う間に、トコトコと歩くようになり、目が離せなくなりました。
追いかけるのが大変です。

 

さて、今日のお話はこちらです。

 

「以外に知られていない、換気の落とし穴」

IMG_0986

今の住宅では、24時間換気が義務付けられています。
これは、高気密、高断熱住宅が出始めたころ、換気が不十分だったために
シックハウス症候群や壁内の結露によるカビの発生や、耐久性の低下という
問題がおこりました。

 

そこで、法律で24時間換気が義務化されたのです。

 

一口に24時間換気といっても、様々な種類があります。
先ず基本的な知識として知っていただきたいのは、
換気は、必ず給気する側と排気する側の両方がないとできないということです。

 

つまり、どちらか一方があっても空気は動かず換気できません。

 

わかりやすい例に例えると、プリンです。
ちなみに私の大好物ですが、フタをとってさかさまにしてもプリンは落ちません。
でも、底にあるツメをプチッと折ると、プリンが落ちます。

 

これと同じ原理で家も換気がされています。

 

一般的に多い換気方法が、第3種換気といって
排気する側を換気扇で行い、給気する側を自然換気で行うものです。

自然換気とは、ようするに家に穴が開いているだけのことです。

 

次に、高性能な住宅に多いのが、第1種換気といって
排気する側も給気する側も換気扇(機械)によるものです。
さらにその機械で熱交換をすることが出来ます。

熱交換とは、冬場などで室温が20℃だったとします。
外気温が0℃だったとすると、

第3種換気(給気側が穴だけのもの)では、外気温0℃がそのまま
室内に入ってきてしまいます。

 

しかし、第1種換気にして熱交換を行うと
最新の機械では、外気温が0℃でも、18℃にして室内に入れてくれます。

この効果は非常に大きな違いになります。

家の熱の流出は15%が換気によるものですので、
高性能な家をお求めなら、ぜひ換気システムにもこだわってください。

 

 

私たち田中建築株式会社は
「家づくり」=「幸せづくり」という信念があります。

それを実現させるための方法は、しっかりと未来を見据えたハウジング計画と
自然素材、無垢材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。

思いを共有した協力業者と共に、お客様に寄り添う顧客密着の工務店です。

一覧に戻る