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2022.10.03
窮屈しない!シンプルな動線の間取り
こんにちは。
おかげさまで創業73年
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社
アドバイザーの増田です。
お家づくりをするのにあたって大きく分けて3つ必要な事があります。それは「資金計画・土地探し・建物プラン」です。この中で1番楽しいのは、やっぱり建物プランですよね。このときが1番たのしい時間かもしれません。
お客様と打ち合わせをしていると、プランで特に動線を大事にしている方が多いです。
間取りを考えるヒントは、生活動線を想定してみるのがおすすめです。今回は4つのうち2つの生活動線について説明していきます。
家事動線
仕事で疲れて帰ってきた後、時間と労力のかかる家事はできるだけ楽に済ませたいですよね。そのため家事動線はとても重要になります。家事の中でも手間がかかるのが洗濯と料理です。
この2つに共通するのは、家の出入りが発生することです。洗濯は衣類をベランダやバルコニーで干す必要があります。(最近は室内干しの方も増えてますが)料理の場合は、調理途中で外に出ることはないにしても、買い物をした食材をキッチンにしまう、キッチンで出たゴミ出しをするということがあります。これらの事を総合すると、効率の良い家事動線は家の出入り・洗濯・料理の3つをリンクさせて考えると良いいかもしれません。たとえば、買い物の食品などをすぐにしまえるように、勝手口をつけます。勝手口の横にはパントリーとキッチンを配置してその奥にランドリールームを設けます。洗濯物が終わったらキッチンとパントリーを抜けて勝手口へ移動し、バルコニーに出られるようにすれば、効率よく作業できます。
通勤動線
会社へ行く、学校に行く、保育園へ送る。家庭の朝はとても忙しいことが想像されます。それぞれが食事と身支度をして外出します。こういった忙しい朝の通勤道線がとれないと、住宅内で渋滞をおこしストレスを感じます。朝の混雑を解消するには、通路を広くしてお互いすれ違うことができるようにすることが大切です。同じ時間帯で複数人が洗面所を使うこともあるため、洗面台と鏡を横に広くしてドライヤーや髭剃りなどを同時に使えるように、洗面台の両脇にコンセントをつけたいところです。また、料理をする方は自分の支度をしながら料理を作ったり、お子様が居ればご飯を食べさせたりしなければいけません。そのため、キッチン、洗面所、リビングを自由に回れる回遊動線を想定しておくのがおすすめです。
最後に
良い間取りにするには、シンプルな動線が1番です。よくあるのは、回遊動線と呼ばれる円を描く動線や、直線で移動できる動線です。
今回は2つの動線について書きました。まだあるのでまた、近日お書きします。
私たち田中建築株式会社は、
「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。それを実現するための方法は、
ファイナンシャル・プランの見直しと自然素材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。
同じ志を持った協力業者と共にお客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。