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代表取締役 田中 慎也

2023.02.18

白の空間、黒の空間。

こんにちは。
おかげさまで創業74年。
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社
三代目 代表の田中慎也です。

2月16日に第5回目の新建ハウジング(工務店のための専門メディア)が主催する設計塾がありました。この設計塾もあと1回で終了です。今回のテーマは家族4人が暮す、2階建ての家という事でした。月極駐車場を近くにお持ちという事で、家の敷地内には駐車スペースは設けなくてよいという事でした。

そこで、まず考えたのは庭をしっかりと楽しめる配置にするという事です。

そして、これは家づくりの大原則ですが、東西に長く配置してしっかりとお家の中に太陽の日射を取りこむという事です。家の断熱性能が高いお家では、南側に大きな窓を設け冬の日射をしっかりとることで、昼間は暖房がいらないくらいあたたかくなります。

逆に断熱性能が高い家で、下手に東側や西側に大きな窓を設けると夏場、家が暑くなりすぎて冷房が効かないという事にもなってしまいます。

タイトルにある、白の空間とはLDKのことを指し、黒の空間とはバス、トイレ、洗面などのことを指します。おおよそ、白の空間が3分の2、黒の空間が3分の1の割合がいいとされています。

それらのことをふまえて、南側には1階も2階も大きな窓を設け、日射を取りながらお庭の景色も楽しめるように設計しました。また、キッチンからもお庭が楽しめるように配置しました。リビングは小あがりではなく、小さがりにしてそこで家族が団らんできるようにしました。水廻りを西側にまとめ、黒が3分の1、白が3分の2の割合としました。

2階のファミリースペースにはベンチとヌック、そこからロフトに行けるようにして、縦の空間も楽しめるようにしました。

 

先生方からの評価はまずまずといったところで、30人中6番以内に入る評価でした。水廻りの動線など、さらに細かい部分にも配慮して設計してくださいとのことで、実際に家事をしてそこも研究してほしいとアドバイスいただきました。

確かに、今は家事はほとんど妻がしており、その大変さも知って設計しなければいけないなと反省しました。ちなみに今は、家事動線は設計の藤村がよくわかっているので話し合いながらプランをしています。

 

この塾に参加していると、設計の楽しさ、奥深さをさらに感じることが出来ます。残すところあと1回、皆勤賞はとれると思いますが、MVPは取れるかな?といったところでしょうか。最後の課題がどんなものが出るか楽しみです。

次回、設計塾最終回は3月16日です。その結果は、またアップいたします。

 

講師の先生の紹介
大学でも講師をされている、i+i設計事務所の飯塚豊先生
著書も何冊も出されています。
講師:飯塚豊さんのホームページはこちらです。

ゲスト講師     丸山弾先生
講師:丸山弾さんのホームページはこちらです。

 

私たち田中建築株式会社は、 「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。
それを実現するための方法は、ファイナンシャル・プランの見直しと自然素材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。
同じ志を持った協力業者と共に お客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。

 

 

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