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代表取締役 田中 慎也

2023.10.22

注目のコンパクトハウス。でも面積に気を付けてください!

こんにちは。
おかげさまで創業74年。
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社
三代目 代表の田中慎也です。

ここ数年で資材がかなり高騰しており、お家の価格も上がってしまっています。
そのため中古住宅を購入し、リノベーションをして住むという選択をされる方も増えてきています。

また、もう一つの選択肢としてあるのがコンパクトハウスです。

性能が高いコンパクトハウスはより「光熱費がかからず」、建てた後にかかる「メンテナンスコストも少なく」て済みます。住んでみると意外に使い勝手がよく「お掃除が楽」「冷暖房がすぐにきく」といったメリットがたくさんあります。

近代建築の三大巨匠 フランスで活躍した「ル・コルビュジエ」は最小限住宅というテーマで18坪の家を設計しました。

コルビュジエは、「この家の住み心地は最高だ。私は、きっとここで一生を終えることになるだろう」という言葉通り、1965年に18坪の家で生涯を閉じました。

 

ですが、コンパクトハウスが注目される中で一つ気を付けていただきたい点があります。
それが、住宅の面積です。』

面積があまりにも小さいといくら性能がよく快適な住宅でも「補助金」などの優遇措置を受けられなくなってしまいます。
一定の面積以上といった制約がありますのでご確認ください。

その例を次にあげます。

・長期優良住宅の認定 → 75m2以上 (22.72坪以上)
※少なくとも1の階の床面積が40m2以上

・フラット35
一戸建て住宅、連続建て住宅、重ね建て住宅の場合:70m2以上 (21.21坪以上)
※共同建ての住宅(マンションなど)の場合:30m2以上(9.09坪以上)

・住宅ローン控除 → 50㎡以上(15.15坪以上)

といったように、面積に制約がありますので注意してください。

 

ちなみに、ご紹介したコルビュジエの18坪の家は、長期優良住宅の認定を受けることも、フラット35でローンを組むこともできないといったことになります。

使い勝手がよく、コストをおさえられるコンパクトハウスも建てる時の面積には十分お気を付けください。
設計にかかわる無料相談会も実施しております。お気軽にご相談ください!

 

 

私たち田中建築株式会社は、 「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。
それを実現するための方法は、生涯に渡るお金の計画を立て実行すること、
自然素材を使ってデザインされた高性能な木の家を建てることだと信じています。
同じ志を持った協力業者と共に お客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。

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