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アドバイザー 齊藤 芙悠子

2024.06.28

木の家を建てる・・・ 木を伐る人に会いに行く①

こんにちは。
おかげさまで創業75年。
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社 
アドバイザーの齊藤 芙悠子です。

私たち田中建築は、木の家を建てています。
床に無垢材を使うなど、目に見える部分はもちろんですが、家を支える木の品質は特に重要だと考えて
地元の木を使っています。寒い長野の山で育つ木は、温暖なところの木と比べると成長がゆっくりなので
木材として使えるようになるのに時間はかかりますが、しっかりとした強度のある木材になるのだそうです。
そんな優れた品質の木の芯の部分を切り出した柱で建てる家は、軽くて丈夫で、建てたあと数十年と強さを増していく
長く安心して暮らせる家になります。

そんな大事な材料である木のことを、もっとお客様にも知っていただきたい
それ以前にそもそも私たち自身が、もっと知ろう!と材木屋さんにお声がけをいただき
先日、代表の田中たちと山ノ内町の森へ、伐採現場を見学させていただきに行って来ました!

集合場所の森林管理所から何台かに分乗していざ、現場へ!
すぐに一般道から未舗装の林道へ入ると、社長の愛車ジムニーはまるで遊園地のアトラクション!
凸凹の道なので、揺れる跳ねる車内に大喜びでテンションが上がる人、下がる人。
そびえ立つ立派な木々と鬱蒼と茂る林床の緑、普段見ることもないような大きなシダ植物たち。
自分たちが小人にでもなったような気がするダイナミックな景色の中を、くねくねと林道は続きます。
30分弱登っていくと、一気に視界が開け、伐採現場に到着しました。

森林組合の方の説明だと、そのエリアはもともと地元の集落の共有林だったところで、
全体を何十かの区画に分けて、何年もかけて伐採していく今年が1年目の年なのだそうです。
伐採のやり方は「皆伐(かいばつ)」という方法で、字の通りその場の全部の木を伐採します。
伐採した区画にはそのあと速やかに、苗木を植え次の世代の森づくりを始めるのだそうです。

説明を受けてから、重機と、チェーンソーでの伐採の実演を見学させていただいたのですが
とっても長くなってしまいましたのでその様子はまた次回お伝えします!

 

私たち田中建築株式会社は、 「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。
それを実現するための方法は、生涯に渡るお金の計画を立て実行すること、
自然素材を使ってデザインされた高性能な木の家を建てることだと信じています。
同じ志を持った協力業者と共に お客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。

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