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不動産部 柳澤博志

2024.09.22

住宅とカミナリ

こんにちは。

おかげさまで創業75年。

自然素材の木の専門店 田中建築株式会社 

不動産事業部行政書士の栁澤博志です。

 

今回は、この頃よく耳に聞こえます雷について、家づくりにおいても知っておくべき「雷の性質とメカニズム、打たれる確率」についてお話しします。

 

雷の性質と発生メカニズム

雷とは、空気中の静電気が放電する現象のことです。雷が発生する主な原因は、雲の中で生じる電荷の分布にあります。上空にある雲の中では、風によって氷の粒子や水滴が激しくぶつかり合い、静電気が蓄積されます。このとき、雲の上層には正の電荷が、下層には負の電荷が集まり、雲と地上との間で強力な電位差が生じます。その結果、電気が空気を介して急激に放電し、これが雷として私たちの目に見える光や音として認識されるのです。

雷が地上に落ちる際には、「ステップリーダー」と呼ばれる放電の道筋が作られ、地面や建物に到達します。このプロセスは非常に速く、一瞬で終わるため、避けるのが難しい自然現象です。

 

雷に打たれる確率はどのくらい?

雷に打たれる確率は、一般的に非常に低いと言われています。たとえば、日本国内で雷に直接打たれる確率は、年間でおおよそ100万分の1程度と推定されています。しかし、場所や環境によってリスクは変わります。山間部や平野部、また高層の建物や開けた場所にいると、雷の直撃を受けるリスクが高まることがあります。

さらに、雷が直接人体に落ちなくても、近くに落ちた雷の影響で感電したり、二次的な被害を受けることもあります。家の中にいる場合でも、電気系統や水道管を通じて雷が伝わることがあるため、家の雷対策も非常に重要です。

 

家づくりにおける雷対策

家を建てる際には、雷から住まいを守るための対策が必要です。特に、木造の家は自然素材を使っているため、電気を通しにくいとされますが、それでも建物の雷防護装置や避雷針の設置が推奨されます。避雷針は建物の最も高い部分に設置され、雷が落ちた際に安全なルートを通して地中へ電気を逃がす役割を果たします。

また、現代の建築技術では、雷サージプロテクターを取り付けることで、雷による電気的な損傷を最小限に抑えることが可能です。これにより、家の電気機器や配線が雷の影響を受けにくくなり、住まいの安全性が向上します。

 

結論

私たち田中建築は、家づくりにおいて自然素材を活かしつつ、お客様の安全を第一に考えた設計を行っています。雷のリスクは低いものの、万が一に備えた対策は家づくりの重要な要素です。雷防護装置や避雷針の導入を通じて、皆様が安心して暮らせる家をご提案いたします。

私たち田中建築は、「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。

それを実現するための方法は、生涯」に渡るお金の計画を立て実行することです。

自然素材を使って、デザインされた高性能な木の家を建てることだと信じています。

同じ志を持った協力業者と共にお客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。

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