ブログBLOG

家づくりのこと

2024.10.11

長野の窓からの景色を毎日楽しむ 自由設計の家の喜び

こんにちは。
おかげさまで創業75年。
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社 
アドバイザーの齊藤 芙悠子です。

月の始め、ありがたいことに1泊2日で東京へ営業研修を受けに行ってきました。
10人で会場受講、今の時代らしくオンラインでも80名以上の方が受講するというクラスで、
日常生活ではそんなに大勢の方と場をご一緒することがないので大変な刺激を受ける機会でした。

まずは2日間を和やかに過ごしましょうということで自己紹介。
「2人一組で、お互いにあなたとあなたの会社について2分間で説明してください。」と講師先生。
これ自体が研修のいちばん最初のお題にもなっているのですが、はてさてどうやって説明したら、
田中建築が建てている家のことをわかってもらえるんだろう?

突然問われて慌ててしまったこともあるのですが、「長野県の北のエリアで、地元の木を使って家を建てている工務店」「オフィスがあるのは廃校になった小学校で、社長はそこの卒業生」。頭に浮かんだことは概ねこの2つでした。
1つ目は、田中建築じゃなくてもありそうに聞こえます。2つ目はかなりのユニークさだけど、家そのものと関係ない…。

内容盛りだくさん、刺激強すぎでドキドキした2日間を終えて帰る新幹線の中、
オーバーヒートでショートした感の強い脳みそでぼーっと振り返っていたら
「やっぱり田中建築の家のことはもっと伝えたかったな」という気持ちになりました。

社長の想いと行動力、勉強熱心で責任感と人への思いやりが強く、笑いもたくさんの先輩スタッフの皆さん
全員が自分の責任や課題に向き合って、お客さまと作り上げていく「家」。
ちょうど研修直前のお引き渡しでの、ご家族との楽しい時間やジーンとした瞬間、お施主様の涙など
いろいろなひと、シーンが疲れた脳内を巡って、「家」っていいなあ幸せだなあと思いつつ。

そんな想いを2分で初めて出会ったひとにお伝えするってどうやれば良かったのよ!
と改めて課題のハードルが高かったと思いました。
あるいは私のレベルが低いのか。自信満々に言うことではありませんが、そんな部分ももちろんありました!

「初めまして」からのお客様と私たちの歩みのことは、お客様との出会いの数だけアルバムのように心に残ります。
最終的に建てさせていただけることになった「家」はそのひとつひとつの形になったものとして、お客様のご希望やライフスタイルはもちろん、携わる私たちスタッフのいろいろも、反映されている気がしています。

その中で私が大好きな部分。
・暮らしているふとした瞬間に、「あ、きれい」「今日も気持ちいい」って嬉しくさせてくれるような暮らしの「風景」を映す窓があること。住んでみないとわからないことも多い。
・「家は一番大事なのは安全で安心できることだから。」と言い切る社長が設計しているところ。
・「外から見たときダサいのがいやだ」と、道からお家を見たときに素敵に見える窓配置に結構こだわっているところ。
・「こんな家で暮らしたい、こういう暮らし方を叶えたい」というお客様の願いが、設計のスタートであること。

「自由設計」「高性能」「高気密」「高断熱」「〇〇工法」「注文住宅」「ゼロエネルギー」・・・謳い文句は沢山あるのですが、「2分で伝えなさい」となった時、このたくさんの武装道具のような、一般的なワードたちはイマイチしっくりきません。自分たちの言葉で、どんな、きっと幸せに暮らしていただける「家」を建てているのかを伝えられるようになっていきたいなと思いました。(上に挙げた好きな点も、自由設計の注文住宅だからできることで、もちろん田中建築の家は高気密・高断熱です。)

私たち田中建築株式会社は、 「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。
それを実現するための方法は、生涯に渡るお金の計画を立て実行すること、
自然素材を使ってデザインされた高性能な木の家を建てることだと信じています。
同じ志を持った協力業者と共に お客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。

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