ブログBLOG
アドバイザー 齊藤 芙悠子
2025.03.02
「違和感はヒント」なんだそうです!
こんにちは!
おかげさまで創業75年、自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社 アドバイザーの齊藤 芙悠子 です。
(全然話題と関係のないこちらの写真、先日のいいづなコネクトEASTの裏庭
薪ストーブのための薪をすてきに積んであるのがおしゃれオブジェみたいなのですが
この日は雪が積もって帽子のようになっていました。)
今日は先日の社内ミーティングで聞いた話をひとつ、思い出すためにご紹介させていただきます。
田中建築では月に2回くらい、全員ミーティングをしています。
各自の状況や、みんなで取り組んでいる課題の状況を共有したり、
全員に知っておいてほしいことを社長が話したりしてくれます。
普段はあまり話す時間がないメンバーの考えや、現場のことを監督と大工が議論するのが聞けたりして
ほぼわからないことも少なくないのですが、千里の道もなんとやら、勉強だと思って聞いています。
そんな中、現場を良くしていこうというテーマのときに専務の大川が教えてくれたのが冒頭の「違和感」のこと。
田中建築は、異業種からやってきたスタッフも何人もいるのですが
たとえば「前職のときは大切にしていた指標や習慣が、田中建築では使われていない・やっていないな」とか
「なんでここってこうしているんだろう」みたいな、これまでの感覚で今の業務をとらえたときの「違和感」。
それは、いまの会社の中にはない要素だったり、気づきで、会社にとって大きなヒントになったりすることもある。
そんな内容だったと思います。
なるほどなーと思いながら、私がその時心の中に思ったのは、
お客様がお会いした時に、そういった「違和感」を教えてくれていることもあるのかな、ということでした。
たくさんのお客様とお会いしている中では、田中建築のお家のお話しをしていると
「そうなんですか?」「〇〇じゃないんですね」と、「あ、思っていたのと違ったな」というリアクションをいただくこともあります。
田中建築のお家を知ってほしい、お伝えしたい、という気持ちでお話しをしているので
どういう風に伝わっているのか、お伝えできていないのか、ということに気持ちのピントを合わせて
お答えしていくのですが、考えてみると「田中建築の家」そのものについて、問い直してみたことはなかったです。
もしかしたら、お客様が感じた「違和感」に、田中建築のお家にとって、あるいは私たちのとらえ方・お伝えの仕方の
何か固定観念化してしまっているものや、お客様にとってもっとよい考え方がある部分や側面が隠れていることもあるのかもしれない。
「お感じ方がちょっと違うんだな」のように、いただいたリアクションの理由をお客様の側に見つけようとするよりも
私たち自身を顧みる方が、いろいろな気づきが新しく見つけられる可能性はぐっと広がるだろうな。
そんなことに気づかせてもらえた話でした。
いいお家を建てているゾ!という私たちの誇りは、もちろん大切なものだけれど
気づかないうちに誇りがブラインドになって、「いいお家を建てたいな」と一生懸命なお客様とのコミュニケーションに
偏りを生んでしまわないように、いつでもニュートラルな状態でお客様との出会いから学び続けられる人間でありたいと思います。
大切なことを教えてもらった!ことを忘れないための記録。
お付き合いくださった皆さま、ありがとうございました。
________________________________________
私たち田中建築には、「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。
それを実現するための方法は、生涯に渡るお金の計画を立て実行すること、
自然素材を使ってデザインされた高性能な木の家を建てることだと信じています。
同じ志を持った協力業者と共に、お客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。
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