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代表取締役 田中 慎也

2019.11.17

注文住宅のための土地が見つからない!どうすればいい?

こんにちは。
おかげさまで創業70年
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社
三代目 代表の田中慎也です。

「家を建てるために土地を探しているのになかなか見つからない。」
土地がなかなか見つからずに困っていませんか?

土地を探すためにネットを見たり、住宅会社に依頼したりしているけど見つからず四苦八苦しているという人も珍しくありません。
この記事では住宅を建てる土地を探している人が知らない土地探しについてのお話をさせていただきます。

 

□ネットに載っている土地情報はだめ?

土地探しと聞いて皆さんはまずどんな方法を思いつきますか?
近年は住宅や土地の情報をインターネットから取得される方が非常に多い気がします。

しかし、土地に関してそれは落とし穴になっているかもしれません。
なぜなら、一概には言えませんが基本的にインターネット上の土地物件は一度未公開にしておいてその時に売れなかった物件を掲載しているからです。
そのため、価格が高い土地情報や条件の悪い土地情報しか取得できないということになる場合があります。

最初にどんな土地があるのか情報集めにインターネットを使うことは手軽で有効ですが、自身が家を建てる土地を探す時には他の手段をとった方が良いかもしれません。

 

□完璧な土地はなかなか見つからない

「一生に一度の買い物だから100点満点の土地がいい!」
その気持ちは痛いほどわかるのですが、実はこれが土地選びを難航させている原因です。

完璧な土地を探すことは、ほぼ不可能ということが現実です。
立地がよくて、価格も予算内、治安も良いというのは理想ですが、そういった土地はすぐに売れていきますし、もしかしたらそんな土地はそもそも無いかもしれません。
そういった理想を追い求め過ぎている方が行うべきなのは、土地選びのゴールを設定することです。

安易に良い土地を探すのではなく、条件を設定しそれを満たす土地を探しましょう。
そうすることにより土地を紹介してくれる不動産会社も紹介しやすくなり、土地探しが順調に進んでいきます。

当社では、土地をしっかりと評価して点数化できるシートを使っています。そういったツールを使い、土地探しをするといいかもしれません。

70%気に入ったら、すぐに購入を決断することをおすすめいたします。

 

□不動産会社は土地を購入している?

不動産会社も土地を購入しているという事実をご存知でしたか?
不動産は同じ商品というものが全く存在しないという少し変わった商品を扱っています。

そのため、良いと思える不動産商品があった場合はすぐに不動産会社が購入します。
購入する目的は大きく2つあり、1つ目は転売するため、2つ目は保有するためです。
転売とは不動産会社が個人に販売するために購入することで、保有とはその土地にマンションやアパートを建てて賃貸にするなどの目的があります。

 

□ローンの仮審査、買付証明書が重要

土地を探す前に住宅ローンの仮審査を受けることが大切です。
なぜなら、ローンが通っている(ちゃんと借りれる)人でないと不動産屋さんも真剣に土地を探してくれないからです。
先ずは、住宅ローンの審査を必ず受けましょう。

そして、70%以上気に入った土地があればすぐに買付証明書(購入申込書)を不動産屋さんに提出しましょう。
これは、契約書ではないので法的効力はありませんが、購入の意思がしっかりあり、条件さえ合致すれば購入するという意思表示を書面でするものです。
これを提出しなければ、他の人に買われてしまいますので、気に入った土地があれば早めに提出してください。

 

□まとめ

この記事では注文住宅のために土地を探している方にみなさんがあまり知らない土地探しの事実をご紹介しました。
今回ご紹介したこと、みなさんはどれくらい知っていましたか?
住宅の購入や土地探しにおいて知識を持っておくことは非常に大切ですので、今回ご紹介させていただいた内容は覚えておいてくださいね。

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