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家づくりのこと

2019.06.10

注文住宅を建てるなら知っておきたいZEH(ゼッチ)|長野の工務店が解説

ここ最近では、ZEH(ゼッチ)を導入した住宅が増えてきています。
これから注文住宅を建てようと考えている方は、
ZEH(ゼッチ)について知りたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ゼッチについてご紹介します。

□ゼッチ(ZEH)とは
アルファベットでZEHと書き「ゼッチ」と読みます。
これはNet・Zero・Energy・House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、ゼロエネルギー住宅とも言われます。
ゼッチと認定された住宅は生活のエネルギー消費量の収支がゼロ、またはマイナスを満たしています。
私たちは電気代など色々なエネルギーを消費します。
多くの方は支出の方が多くなるのではないでしょうか。
しかし、ゼッチの住宅は、省エネを目的とした設計により支出をできるだけ減らします。
これに加え、太陽光を使った自家発電を用いてエネルギーの収入を生み出します。
これら2つのゼッチの特徴により正味のエネルギー収支がゼロになるのです。

□ゼッチのメリット
*環境に優しい
自家発電や省エネ技術を用いるゼッチの住宅は非常に環境に優しいです。
ゼッチは、地球温暖化や温室効果ガスを抑制する存在として認識され、実際経済産業省はゼッチの住宅を建てることを推奨しています。

*快適に過ごせる
省エネのために通気性や断熱性の良い設計が施されています。
そのため、エアコンなどを使わなくても、快適な空間が実現します。

*コストが減る
電気を消費してもその分自家発電することで、電気代はかかりません。
ゼッチは初期費用は比較的高くなってしまうものの、住み始めてからのコストは低く抑えることができます。

*補助金が出る
補助金は年ごとにルールが変わりますが、一定の条件を満たすことでZEH住宅と認定され、補助金を受けることができます。
補助金受給の主な条件として、「断熱性、気密性の基準値を超える」「太陽光パネルの設置」が挙げられます。

□ゼッチのデメリット
ゼッチのデメリットは「制約が出てくる」ことです。
窓や扉の大きさにルールが定められていたり、エネルギー収支を計測するために設備を取り付ける必要があります。
この制約の多さにより手間や費用が増えたり、ストレスを感じることもあるでしょう。
しかし、ゼッチのメリットはこれらのデメリットを乗り越えると多大なものなので一時的な負担と考えるといいでしょう。

□最後に
今回は、ゼッチについてご紹介しました。
ゼッチのメリットや補助金制度についてご紹介しました。
この記事を参考に、これから注文住宅を建てようと考えている方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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