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代表取締役 田中 慎也

2020.06.04

長野の注文住宅の間取りを考える3つのポイント

こんにちは。
おかげさまで創業71年
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社
三代目 代表の田中慎也です。

だいぶ暑くなってきましたね。私事ですが、3月に生まれた娘もすくすく育ち、笑うようになってきました。子供の成長は速いものですね。

 

さて、本日は注文住宅の間取りのお話です。

弊社では、半年前まで規格住宅HITOTOKIという商品がありました。間取りを規格化することでコストを抑えるといった商品です。

ですが、規格住宅の取り扱いをやめ、今は定額制の注文住宅を中心にご提案しています。定額制の注文住宅とは間取りは自由ですが、坪数が同じなら同じ値段といった商品です。

なぜ、規格住宅をやめたかと言いますと、建築家とのコラボ住宅を建てさせていただく中で、やはり本来建築というものはその土地の気候風土、立地条件、日当たりなどをしっかり考えて建てるという基本に立ち返る大切さを再認識したからです。

規格住宅では、窓の位置が変わるだけでも構造が変わってしまうので、金額が高くなったりということがありますが、定額制の注文住宅ではそれがありません。

また、お客様お一人お一人に合わせた家を建てられるのも、工務店へ依頼する醍醐味だと私は思います。

 

 

そこで、今回は間取りを考える時、弊社が気を付けている3つのポイントについてお話いたします。

1、お客様が家に求める本当の価値とは?

先ず家づくりで最も大切なことは、ご自分たちの要望をしっかりと書き出し、それに優先順位をつけることです。優先順位を付けておかないと、考えていく中で迷路に入ってしまい本来の目的を見失ってしまいます。

ですから、大変な作業だとは思いますが先ずはしっかりを優先順位を付けてから、間取りを考えることをおすすめいたします。

もちろん、そんな時は、私たちがいろいろな角度から質問し、優先順位の整理をさせていただくこともできます。

 

2、導線に沿ったプランになっているか?

導線とは、人が家の中を移動した軌跡のことです。玄関から入り、リビングへ行き、リビング階段から部屋に入るなどの動きを線でとらえたものです。

この導線を、お客様のライフスタイルに合わせて最短距離にしていくと、ムダがなくストレスを感じません。

そのため、導線は最短距離で交差しないようにするのがポイントです。

また、人の移動に必要なスペースやドアや収納扉がスムーズに開けられるスペースをきちんと確保することも大切なポイントです。

 

3、採光・通風を考えた間取りになっているか?

住まいの快適さは、採光や通風の取り方によっても大きく左右されます。先ず通風をよくするためには、平面的な対角線上に窓を設ける必要があります。

また、立面的(上下)の対角線上に窓を設けることも有効な方法です。例えば、吹き抜けを作り1階と2階の窓を開ければ温度差によって空気が流れていきます。

採光を確保するためには、中庭を設けるなども有効な手段です。また、ハイサイドライトやトップライトも有効です。

 

 

以上のポイントをおさえていけば、かりに土地の形が整っていなくても快適な住まいをつくることができます。ぜひ、参考にしてみてください。

家づくりカフェでは、間取りのご相談も承っておりますので、そちらにもお気軽にご参加ください。

 

 

 

私たち田中建築株式会社は、
「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。

それを実現するための方法は、ファイナンシャル・プランの見直しと
自然素材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。

同じ志を持った協力業者と共にお客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。

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