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家づくりのこと

2020.09.15

注文住宅を建てる方必見!間取りを考えるポイントを解説します!

注文住宅の購入をお考えの方はいらっしゃいませんか。
注文住宅を設計する中で、一番間取りにこだわる方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、注文住宅の間取りを考える際のポイントを専門の業者が詳しく紹介します。

□使い勝手の良い間取りを考えるときのポイントについて

誰もが使い勝手の良い間取りを作り、住み心地が良い住宅を建てたいですよね。
そこで、使い勝手の良い間取りを実現するためのポイントをいくつか紹介します。

はじめに、収納の間取りを考えるときのポイントを説明します。
一つ目のポイントは、一戸建ての目安である収納率を知ることです。
収納を計画するときは、住宅の床面積に対する収納面積を意味する収納率を考慮すると良いでしょう。

一般的に、一戸建ての場合は、おおよそ12パーセントから15パーセントと言われています。
住宅の中に設置する収納を設計するときは、この収納率を参考にして、どれだけの収納の広さを作れば良いのか考えると良いでしょう。

二つ目のポイントは、新居に置く持ち物を把握することです。
多くの人が、新居にたくさんの荷物を持っていく予定なのではないでしょうか。
しかし、これからもどんどん持ち物は増えるため、現在の持ち物が本当に必要なのかを見極めることが大切です。

そのため、現在使ってないものは捨てて、必要なものを持ち込むようにすると良いでしょう。
そのときに、チェックリストを作って区別すると便利です。

三つ目のポイントは、住宅のどこに何を収納するか決めることです。
住宅の中に収納スペースをたくさん設けても、それが必要な場所に、必要な容量がなければ意味がありませんよね。
そのため、家族の生活スタイルを考慮し、どこに何を収納するのか決めると良いでしょう。

次に、騒音に関するトラブルが発生しないような間取りのポイントについて紹介します。
一つ目のポイントは、子供が騒ぐ音について考えることです。
子供がいる家庭では、子供が遊んでいる音が気になりますよね。

そこで、子供部屋をリビングや客間の上に設計するのではなく、収納や寝室の上に設計することをおすすめします。
また、下に音を響かせないために、クッションフロアにして音が響くのを防ぐと良いでしょう。

二つ目のポイントは、水廻りの音に気をつけることです。
もしも、寝室の横にトイレを設置したら、夜誰かがトイレを利用したときに目が覚めてしまう場合があります。
また、ダイニングの近くにトイレを設置すると、食事の時間にトイレの音が聞こえてしまい不愉快ですよね。
そのため、寝室やリビング、ダイニングと水廻りは、適度な距離感で設計しましょう。

最後に、動線を考えた間取りのポイントを紹介します。
一つ目のポイントは、家事の動線を考えることです。
家事は生活する上で必要不可欠なものであるため、家事がしやすい動線を作ると良いでしょう。

洗濯に関しては、洗濯機と物干し場と収納を、直線的で短距離に設計しましょう。
また、キッチンは玄関の近くにすることで、買い物からの帰宅のときに重い荷物を短距離で運べます。

□間取りの失敗例をご紹介

実際にあった間取りの失敗例をいくつか紹介しましょう。

一つ目の失敗例は、コンセントの配置が悪いことです。
コンセントの失敗例では、数が足りないことや、場所が悪く延長コードだらけになることが挙げられます。
これらを防ぐために、機器の個数に余分の数を加えたコンセントを配置しましょう。
また、生活の動線を考えながら、コンセントの場所を決めると良いでしょう。

二つ目の失敗例は、開放的な間取りにしたことで臭いが家に充満することです。
リビングとダイニング、キッチンを一体化し開放的な間取りにしたことで、料理の臭いや油の匂いが部屋中に広がる失敗例がありました。
また、匂いだけではなく、音や視線も通りやすいです。
開放的な間取りは住宅を広く見せるメリットがありますが、これらのデメリットもあることを理解しましょう。

三つ目の失敗例は、西日が差し込むことです。
西側に窓を設計したことで、夏の日は、焼けるような暑さの日差しが家の中に差し込み、暑い失敗例があります。
また、暑い日差しは、食品が傷んだり、家具が色あせたりする問題を起こすでしょう。

そのため、西側に窓を設置するのは避けることをおすすめします。
窓を設計するとき、採光のことは専門的な知識が必要なので、業者や専門家に相談しましょう。

四つ目の失敗例は、水廻りがあちこちにあることです。
水廻りを近い距離に集めないことで、お湯が来るのが遅く光熱費が無駄にかかるデメリットや、家事動線が悪いデメリット、メンテナンス用の点検口が複数必要であるデメリットがあるでしょう。
これらを防ぐために、なるべく近い距離で水廻りを設計することをおすすめします。

□まとめ

注文住宅の間取りを考えるときのポイントについてご理解いただけたでしょうか。
以上で述べたポイントを参考にして、使い勝手の良い間取りを実現してください。
何かわからないことや不安なことは、遠慮せずに業者や設計士に相談しましょう。

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