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家づくりのこと
2020.12.01
注文住宅をお考えの方へ!廊下の間取りについてご紹介します!
注文住宅をご検討中の方で、廊下の間取りについてお悩みの方はいらっしゃいませんか。
最近では、広いリビングにしたい、生活動線を短くしたいなどの理由から廊下の少ない間取りが好まれています。
しかし、廊下は様々な役割を担っています。
そこで今回は、廊下の役割と間取りを考える際の注意点についてご紹介します。
□廊下の主な役割とは?
みなさんの中には、廊下の役割を通るためのスペースと考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか
確かに廊下にはそのような役割もあります。
また、この空間の面積が増えると、リビングや個人の部屋といったプライベートに割ける面積は減るかもしれません。
そのため、特に都心部といった敷地面積の取れないような住宅では廊下を無駄な空間として排除するような流れになっています。
しかし、廊下は間取りによっては、家を住みやすく変えてくれる可能性を持っています。
そこで、廊下の役割についてここで確認しておきましょう。
廊下の役割として代表的なものが、生活音を軽減してくれることです。
廊下が配置されていないと、キッチンや洗面所、トイレといったプライバシーな空間の周辺に影響を及ぼすことがあります。
生活動線や他の部屋の広さを意識しすぎるあまり、それぞれの部屋から発せられる様々な音が漏れるといった事態になりかねません。
例えば、静かにくつろいでいる際に、トイレを流す音が聞こえてくることや、洗面台で作業をしている音が聞こえてくる可能性があります。
そうなると、リラックスしたいのに落ち着けないという事態に陥ってしまい、ストレスが溜まってしまいますよね。
そのような音や振動を軽減し、プライバシーを確保するといった役割が廊下にはあります。
また、廊下には音だけでなく臭いが漏れるのを防ぐといった役割もあります。
廊下があることで、キッチンの臭いが階段や個人の部屋に漏れることを軽減できます。
このように廊下には様々な役割があり、必ずしも廊下は無駄な空間とは言えないので、廊下の間取りを考える際は注意しておきましょう。
□プライバシーを守る以外の廊下の役割とは?
廊下の主な役割はプライバシーを守るといった部分でした。
しかし、廊下にはこの他にも様々な役割があることを押さえておきましょう。
まず、廊下にはゆとりを作る役割があります。
無駄な空間と見なされ、排除されがちな廊下ですが、ある程度の空間を持たせることでゆとりを作り出すことがあります。
もし部屋と部屋の間に廊下がない場合、狭く感じてしまうことがあります。
そこでそれらをつなぐ廊下の空間があると、家全体を広く演出できるかもしれません。
またその他に階段の上の部分や下の部分といった空間にも、もう少しゆとりが欲しい場面があります。
階段の上の部分は落ちる危険性があるため、特にゆとりが必要です。
ゆとりが取れないケースにおいてはドアを引き戸にするか内開きするという工夫もあります。
また、この他にも廊下に他の機能を持たせることもできるのでここで確認しておきましょう。
つまり、廊下に通路以外の役割を持たせ、機能性のある空間として利用できます。
例えば家族スペースや読書スペース、勉強用コーナーなどの空間を作るといったことです。
また、収納スペースにするといった活用方法も考えられます。
□廊下の間取りの注意点とは?
廊下の役割を把握したら、早速廊下の間取りについて考えていきましょう。
廊下を設置する場合は、バリアフリー対応にするかどうかを考える必要があります。
将来必要になるかもしれないことを念頭に置き、バリアフリー対策について考えておきましょう。
車椅子の形は商品によって様々ですが、約70㎝はあります。
出入り口やコーナーのことを考えると、90㎝程度を考えておいた方がいいかもしれません。
また、車椅子以外のことで言うのであれば手すりもあった方が便利です。
手すりを必要とする同居人がいるのであれば、1番に考えておきましょう。
後から手すりを設置するとなると、壁内の下地材の設置などの問題が発生する可能性があるため注意が必要です。
次に廊下収納についても考えておくことをおすすめします。
間取りを考える上では収納は大きなテーマです。
廊下にも収納を考えておくと便利かもしれません。
限られた面積の有効利用を考えると、間取りを工夫することは重要なポイントです。
余裕スペースとの兼ね合いで廊下の間取りをプランニングする必要があります。
また、玄関から入った時にリビングの場所が自然と分かるような工夫も必要かもしれません。
このような間取りを設計することで、リビングの場所が分かりやすいため、スムーズにお客さんを招き入れられます。
最後に採光についても考えておきたいところです。
しかし、廊下に窓を設けるのは難しい場合があります。
隣にある階段の窓から光を得るか、玄関の窓から光を得るかといったことも考えておきましょう。
□まとめ
近年排除されがちな、廊下には様々な役割があります。
プライバシーを確保することや、住宅全体にゆとりを持たせるなどの役割もあれば、読書コーナーや収納といった機能を持たせた活用方法も見受けられます。
そのような役割を押さえておき、廊下の間取りのプランニングをしましょう。
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