ブログBLOG
家づくりのこと
2020.12.08
注文住宅をご検討されている方へ!トイレの間取りの考え方とは?
注文住宅をご検討中の方で、トイレの間取りについてお悩みの方は多いのではないでしょうか。
トイレはプライバシーな空間でもあるため、その配置はとても重要です。
しかし、住宅全体の間取り計画においては、トイレは後回しにされがちです。
毎日必ず使う場所でもあるので、間取りの考え方について押さえておきましょう。
□トイレの間取りの基本事項とは?
トイレの間取りを考える前に、基本事項についてここで押さえておきましょう。
まず、アクセスしやすい位置にトイレを設置することがポイントです。
敷地面積が広い家では特に注意が必要です。
端の方にトイレを設置すると、移動するのにかなりの時間を要する可能性があります。
実際はそれほどの時間はかかっていなくても、毎日使うものなので、それが積み重なると大きなストレスにつながるかもしれません。
次に二階建ての場合です。
この場合は一階と二階にそれぞれ設置するようにしましょう。
さらに、一階と二階で作りを変えるといったこともポイントの一つです。
例えば、一階のトイレは来客時に対応できるように「タンクレストイレと手洗い器」で少し豪華にし、二階トイレは家族しか使わないため、「タンク付きトイレ」でシンプルにするといった例もあります。
次に窓を設置する必要はないという点も押さえておきましょう。
昔のトイレと比べて、現在のトイレは進化しており、消臭機能は発達しています。
そのため、窓は必ずしも必要というわけではありません。
しかし、トイレは端の方に配置されることが多く、結果的に窓が配置されていることは多くあります。
また、消臭機能が発達しているとはいえ、家の真ん中にトイレを設置するのは抵抗がある方も多いため、外壁に設置して窓を設置するという方は多いです。
□トイレの位置についてご解説します!
トイレの間取りにおける基本事項を押さえたら、早速トイレの位置を考えましょう。
その際に、近くにあるものによって、注意が必要です。
まず最初に玄関の近くにあるトイレです。
昔は、玄関近くにトイレを設置されることは、あまりありませんでした。
この理由は大きく分けて2つあります。
1つ目は、廊下が多かったからです。
最近では廊下を無駄なスペースとみなし、排除することが多いですが、昔の住宅は廊下を設置することが多くありました。
そのため、部屋と分けたいものを廊下に持ってくることは多かったようです。
そもそも玄関近くにトイレを作る必要がなかったというのが1つ目の理由です。
次に、2つ目の理由として、ご近所付き合いが考えられます。
昔は来客時に玄関で話し込むことは多く、玄関近くにトイレがあると来客時に行きにくいといった点から玄関側の設置は避けられていました。
今では玄関の使い方は変わっているので、玄関近くにトイレを設置することに問題はありませんが、プライバシーの部分などに注意して作る必要があります。
次に洗面台の近くにあるトイレです。
この場所にトイレを設置するメリットは大きく2つあるので押さえておきましょう。
1つ目は、洗面台を手洗い場として使えることが挙げられます。
トイレと洗面台の位置が近ければ、トイレを使用した後に、すぐ手を洗えるため、非常に便利ですよね。
2つ目のメリットは、必然的に人目につかない場所に設置できることです。
洗面台は、人目につかないような場所に設置されることが多いです。
そのため、トイレと洗面台の位置が近ければ、自然とトイレも人目につかない位置に設置する可能性が高くなります。
□トイレの間取りの注意点とは?
この他にもトイレの配置で考えておくべき間取りの注意点があるのでここで押さえておきましょう。
まず、トイレの間取りにおいて気を付けておくべき点は音の問題です。
隣接している個人の部屋やリビングなどに音が漏れないように注意する必要があります。
クローゼットや廊下を設けるなどの工夫をして、配置するようにしましょう。
次にトイレはできるだけ他の水回り付近に配置するのが望ましいといったポイントです。
これは水道管や排水管のまとまりを効率的にすることで、メンテナンスを容易にできるという効果があるためです。
このようなことから、二階にもトイレを設置する場合は、一階のトイレの上部付近に設置しましょう。
次に階段下にトイレを設置する場合は、高さに注意しておく必要があります。
階段下のデッドスペースを効率的に活用してトイレを設置するケースはよくあります。
そのようにトイレを配置される際は、高さに注意しておく必要があります。
もし高さが低いと、トイレを手狭に感じ、圧迫感を感じるかもしれません。
そのため、この場所に設置する場合には必ず、断面図や展開図を確認し、明確なイメージを持っておくようにしましょう。
□まとめ
トイレは基本的にアクセスしやすい位置に設置します。
その際の注意点として、プライバシーを考えて設置することや、水回りにまとめて設置すること、一階と二階に設置することなどのポイントがありました。
特にプライバシーな空間であるため、他の部屋との位置関係、動線を考えて設置することが大切です。
関連ブログ
-
2024.11.06
寿司屋の大将はネタの産地を知っているが・・・。
こんにちは。 おかげさま…
-
2024.10.16
長野で家の配置を考えるときのポイント。
こんにちは。 おかげさま…
-
2024.10.11
長野の窓からの景色を毎日楽しむ 自由設計の家の喜び
こんにちは。おかげさまで…
-
2024.09.30
景色の悪い場所には窓をつくらない方がいい理由とは?
こんにちは。 おかげさま…
-
2024.09.20
家づくり 業界トップ1%への道 受け継がれた技術と新たな挑戦!
こんにちは。 おかげさま…
-
2024.09.12
高気密・高断熱の家は夏の日射遮蔽に気を付けて!
こんにちは。 おかげさま…
-
2024.09.11
古民家リノベーションの相談も承っています。
こんにちは。 おかげさま…
-
2024.09.04
長野市 実家リノベーションの魅力とは? 家族の思い出を残しながら、快適で現代的な住まいへ
こんにちは。 おかげさま…